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2)鉛及び鉛合金板(出典:JIS H 4301:1993 (財)日本規格協会)

板の種類及び記号

種類 記号 参考
特色及び用途
鉛板 PbP-1 厚さ1.0mm以上6.0mm以下の純鉛板で、加工性に富み、耐食性に優れ、建築、化学、原子力工業用など広範囲の使用に適し、引張強さ10.5N/mm2、伸び60%程度である。
薄鉛板 PbP-2 厚さ0.3mm以上1.0mm未満の純鉛板で、柔軟性に優れ、主として建築用(屋根、壁)に適し、引張強さ10.5N/mm2、伸び60%程度である。
テルル鉛板 TPbP テルルを微量添加した粒子分散強化合金鉛板で、耐クリープ性に優れ、高温(100〜150℃)での使用ができ、化学工業用に適し、引張強さ20.5N/mm2、伸び50%程度である。
硬鉛板4種 HPbP4 アンナモンを4%添加した合金鉛板で、常温から120℃の使用領域においては、鉛合金として高強度・高硬度を示し、化学工業用の装置類及び一般用の硬度を必要とする分野への適用が可能で、引張強さ25.5N/mm2、伸び50%程度である。
硬鉛板6種 HPbP6 アンナモンを6%添加した合金鉛板で、常温から120℃の使用領域においては、鉛合金として高強度・高硬度を示し、化学工業用の装置類及び一般用の硬度を必要とする分野への適用が可能で、引張強さ28.5N/mm2、伸び50%程度である。

化学成分

鉛板、薄鉛板及びテルル鉛板の化学成分

種類 記号 化学成分 %
Pb Te Sb Sn Cu Ag* As* Zn* Fe* Bi*
鉛板 PbP-1 残部 0.0005以下* 合計0.10以下
薄鉛板 PbP-2
テルル鉛板 TPbP 0.015〜0.025 合計0.02以下

* これらの元素の分析は、特に指定のない限り行わない。

硬鉛板4種及び6種の化学成分

種類 記号 化学成分 %
Pb Sb Sn、Cu、その他の不純物*
硬鉛板4種 HPbP4 残部 3.50〜4.50 合計0.40以下
硬鉛板6種 HPbP6 5.50〜6.50

* これらの元素の分析は、特に指定のない限り行わない。

 


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